Record China 2010年11月8日(月) 12時23分
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5日、中国人留学生が大学に提出する入学書類のなかに、巧妙に偽造された成績証明書や卒業証書などが多数見つかっている。写真は隠し撮りされた偽造卒業証明書の取引現場。
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2010年11月5日、「中国人留学生の増加で、海外の大学はこの10年間に偽造文書を見破る力をつけてきた」―こんな風刺が登場するほど、巧妙に偽造されたニセの証書を提出する中国人留学生が増えている。香港紙・文匯報が伝えた。
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2001年、ドイツは北京のドイツ駐中国大使館文化部に監査部(APS)を設立。大使館側の説明では中国人留学生の留学手続きを円滑にするためとしているが、実際には中国人が提出した各種証書の信憑性を審査するためだと関係者は話す。ドイツ留学を希望する中国人はまずAPSに必要書類を提出し、APSの審査に合格して初めてドイツの志望校に入学願書を送れる仕組みになった。ドイツ以外では、受け入れる大学側が証明書を発行したとされる学校に直接電話し、成績や在籍の有無を確認するという方法以外に、偽造証書を見抜く手立てはないという。
偽造した優秀な内容の成績証明書や有名大学の卒業証書がなぜバレないのか?それは彼らが授業や試験、論文作成にも身代わりを立てているからだと同記事は指摘。ちなみにドイツのある大学では、英国の闇市場でオックスフォード大学の卒業証書を6000ポンド(約80万円)で購入した中国人学生が見つかっている。(翻訳・編集/本郷)
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