2010年11月4日、俳優は「世界の危険な仕事ワースト10」の9位に入るとして、香港のアクションスターは保険会社のブラックリストに載っており、保険加入を拒否されるケースが多いという。揚子晩報が伝えた。

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アクションスターの危険度は、戦場記者や地雷撤去の作業兵と同等に位置付けられている。毎日飛び回り、生活が不規則で精神的プレッシャーも大きい彼らは保険会社にとっては「歓迎できない客」だ。2002年のドラマ「還珠格格3」の撮影時、制作側はレオ・クー（古巨基）に1000万元（約1億2000万円）の保険金をかけようとしたが、レオに騎馬シーンやアクションシーンがあるとわかると保険会社は難色を示し、交渉の末ようやく100万元（約1200万円）をかけることができた。

ジャッキー・チェン（成龍）やニコラス・ツェー（謝霆鋒）も、スタントマンを使わないため保険会社のブラックリストに載っているという。ニコラスは映画「インビジブル・ターゲット」（原題：男兒本色）の撮影時、アクションシーンが多いため香港の保険会社にことごとく断られ、ようやくアメリカの保険会社で6000万元（約7億2000万円）の保険に加入できた。モデルや俳優が保険に加入する時は、通常よりも15％高い保険料を払い込む必要があるという。（翻訳・編集/中原）