「中国人はどんな動物も食べる」「中国人のほとんどは農民」―インドの教科書

Record China    2010年11月4日(木) 5時59分

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2日、中国誌・環球は「インドの教科書の中国観」と題した記事を掲載し、インドで中国がどのように紹介されているかを報じた。写真は長衫が制服となっている中国の私塾。

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2010年11月2日、中国誌・環球は「インドの教科書の中国観」と題した記事を掲載し、インドで中国がどのように紹介されているかを報じた。鳳凰網が伝えた。

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記事によると、インドの高校3年生用の「政治理論と実践」の教科書の中では中国に関して、「中国人はどんな動物でも食べる」「中国人はアヘンを吸う習慣がある。ただし、現在は減ってきている」「中国人は長衫(詰め襟でひざ丈まである伝統衣装)を着て、ズボンを履いている」「中国人の生活方式は非常にシンプルだが、言語は複雑である」などと記載されているという。

さらには、「中国はヒマラヤ山脈の北側に位置する世界最多の人口を有する国家で、世界の人口の5分の1が中国で生活している。インドと同じように中国は世界最古の国家の1つであるが、中国はいつもインドから利益を得てきた。インド文明は中国人に知恵と精神領域の知識を理解させた」とも紹介。

また、中国の現状については、「大部分の中国人は農民で、米と茶葉を栽培している。その他の職業には漁業と製陶業などがあり、工業も徐々に発展してきている」と記載されている。

こうした状況に対し、記事は「歴史があり、人口も多い、よく似た同士の隣国は、今まさに経済的な飛躍の段階に差し掛かっている。インド人の中国人に対する感覚は相当に複雑で微妙なものだろう。インド人は中国を完全なライバルや敵だとは考えていないが、かと言って、心を開き友人として接する事もできない。こうした状況が教科書に反映されている」と指摘している。(翻訳・編集/HA)

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