中国の対日強硬姿勢に驚いたアジア諸国=米国は影響力回復を摸索―香港メディア

Record China    2010年11月1日(月) 10時59分

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29日、香港・中国評論通訊社は記事「中国が日本に示した強硬な態度に、一部の国は驚嘆」を掲載した。尖閣諸島問題に端を発する中国の対日強硬姿勢は、周辺諸国に深い印象を与えた。写真は海南省辺境防衛総隊の実技競技会。

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2010年10月29日、香港・中国評論通訊社は記事「中国が日本に示した強硬な態度に、一部の国は驚嘆」を掲載した。以下はその抄訳。

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27日よりクリントン米国務長官はアジア太平洋地域歴訪を開始した。当初予定されていたのはベトナム、カンボジア、マレーシア、パプアニューギニア、ニュージーランド、オーストラリアの6カ国。しかし直前になって中国・海南省も日程に組み込まれた。

来年1月の胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席訪米を控えた現在、米中間には人民元切り上げ、台湾向け武器売却、オバマ米大統領とダライ・ラマ14世との会見、南シナ海での軍事演習など多くの問題がある。さらに日米間の摩擦も激化。レアアースの輸出禁止、中国各地の官製反日デモなどが問題となった。こうした中、専門家はオバマ政権は中国に対する姿勢を硬化させており、中国もその点を理解していると分析する。

中国の対日強硬姿勢は、日本のみならず多くの周辺諸国をも驚嘆させるものとなった。米国はこの機に乗じてアジアでの外交を強化、米国の影響力強化を狙っている。一方である専門家は「事実上、アジア太平洋地域の大部分の国は中国と直接対抗しようとは考えていないでしょう。米国と日本だけがそうした行動にでると予想されています」と話した。(翻訳・編集/KT)

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