日中の「ASEANの取り合い」が激化、ベトナムにすり寄る日本―韓国紙

Record China    2010年10月26日(火) 22時31分

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23日、韓国紙は「ASEANの取り合いをする日本と中国」と題した記事で、ASEANの取り込みをめぐる日中の争いが激化するなか、日本はベトナムのご機嫌取りを始めたと報じた。写真はホーチミン。

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2010年10月23日、韓国紙・朝鮮日報は「ASEANの取り合いをする日本と中国」と題した記事で、東南アジア諸国連合(ASEAN)の取り込みをめぐる日中の争いが激化するなか、日本はベトナムのご機嫌取りを始めたと報じた。以下はその内容。

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菅直人首相は28日からベトナム・ハノイで開かれるASEANプラス3(日中韓)首脳会議の終了後も1日長く現地に留まり、日越首脳会談を開催してレアアースの共同開発について話し合う予定であることが分かった。双方はこのほか、ベトナムの原子力発電所と高速道路の建設や衛星打ち上げ事業への協力についても合意する見通しだ。

レアアースの代わりに日本はベトナムの社会インフラ整備のために巨額の円借款を供与し、原子力発電所や衛星打ち上げ技術などを譲渡する。また、日本とベトナムは外務省と防衛省の副大臣級が出席する戦略対話を近く開催することでも合意している。

一方、タイと密接な関係を結んでいる中国政府は21日、両国による初の海軍合同演習を今月26日〜来月14日、タイ中部サタヒップで実施すると発表、日本メディアはこれを「反中国勢力に対抗するもの」と報じた。日本がベトナムを取り込みたい理由はレアアースのほか、ベトナムと中国が争う領土問題も絡んでいるものとみられる。(翻訳・編集/NN)

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