<独占取材>密着!現金輸送車強盗殺人事件、逮捕劇の一部始終(3)—福建省プー田市

Record China    2006年12月26日(火) 13時20分

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福建省泉州市のラーメン店に、現金輸送車強盗殺人事件の容疑者が潜んでいることがわかった。銃撃戦に備え防弾チョッキなどで武装し、息をひそめて明け方の作戦決行を待つ特別警官隊。

2006年12月23日、福建省プー田(ティエン)市で発生した現金輸送車強盗殺人事件で、容疑者の鄭洪斌(ジョンホンビン)が泉州市に逃げたことが判明した。プー田市公安局から要請を受けた泉州市公安局では、午後6時50分ごろ、市内の170か所に検問を設置、さらに2,572人の警官を動員して厳重な捜査網を敷いた。

一方、捜査員の調査で鄭容疑者は、石獅地区にあるラーメン店にしばしば出入りしていたことが判明した。捜査員が聞き込み捜査を行ったところ、事件発生の翌24日午前0時19分ごろ、鄭容疑者らしき男性がこのラーメン店の住居部分である2階に入っていくところを近所の人が目撃したという情報が得られた。

泉州市公安局は、すぐに特別捜査チームに応援を要請、犯人に気がつかれないよう慎重に建物の周囲を包囲し、近隣の住民を避難させた。さらに銃を所持している容疑者の発砲に備え、防弾チョッキなどで武装した30人の特別警官を配置した。建物内の間取りなどを入念にチェックし、鄭容疑者が潜む2階へ突入するタイミングを伺いながら、息をひそめて作戦決行の瞬間を待った。

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