2010年10月19日、中国・人民日報は台湾・経済日報の報道を引用して、台湾を訪れる中国人観光客が今年になって急増していると報じた。これまで台湾を訪問する外国人観光客の国別1位は日本だったが、これを追い越すほどの成長ぶりだという。

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台湾交通部観光局の今年1〜9月までの統計では、台湾を訪問した海外からの旅行客はのべ402万人で、前年同期の384万5000人より27．01％の伸びを見せた。うち、中国本土からがのべ119万3000人(+73．52％)。これまで首位だった日本は78万2000人だった。

中国からの旅行客急増の背景には、観光ビザの解禁が進んでいることや日台間の直行便の就航が拡大していることがある。なお、客数の伸び率でトップだったのはマレーシアで、86％増の18万5000人だった。(翻訳・編集/愛玉)