Record China 2010年10月21日(木) 10時8分
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17日、中国国家工商行政管理総局の劉凡副局長は、中国の広告業界が改革開放政策が始まって以来最大規模の成長期に入っていると指摘した。写真は南京市内の屋外広告。
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2010年10月17日、中国国家工商行政管理総局の劉凡(リウ・ファン)副局長は、四川省成都市で開催されている「第11回中国西部国際博覧会」のフォーラムの席上、中国の広告業界が改革開放政策が始まって以来最大規模の成長期に入っていると指摘した。新華網が伝えた。
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劉副局長によれば、1978年に始まった改革開放政策以降、中国の広告業界は(1)1978年の第11期三中全会による業界の回復と初期段階、(2)社会主義市場経済体制下での急速な成長、(3)WTO加盟を契機とした多様化、(4)2002年に行われた第16回全国代表大会以降の安定した成長―という4つの段階で成長してきた。
劉副局長は「これまでの30年余りにわたり中国の広告業界は年平均30.8%という高い成長を続け、中国でも最も成長の著しい業界の1つとなった」と指摘。ここ数年は産業全体が構造の転換にさしかかっていることから成長速度が鈍っているものの、それでも売上高は11%前後という高い成長を維持していることを明かした。
また、2009年の中国の広告売上高は2041億元(約2兆4492億円)にも達しているが、全体的に見るとまだ成長レベルはさほど高くないとし、今後さらに大きく成長すると指摘した。(翻訳・編集/岡田)
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