Record China 2010年10月14日(木) 19時11分
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12日、米国の高速鉄道プロジェクトをめぐる受注合戦に注目が集まる中、全米鉄道旅客輸送公社は記者会見で「米国本土の技術を採用したい」と述べた。写真は8月、北京―上海高速鉄道のレール敷設が完了した江蘇省の南京大勝関大橋。
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2010年10月12日、米国の高速鉄道プロジェクトをめぐる受注合戦に注目が集まる中、アムトラック(全米鉄道旅客輸送公社)は記者会見で「米国本土の技術を採用したい」と述べた。14日付で中国経済網が伝えた。
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アムトラックの計画は、総額1170億ドルを投じて米国企業の高速鉄道技術を使い、30年以内に東海岸の主要都市を最高時速220マイル(約354km)で結ぶというもの。米企業が研究開発した技術を採用することを基本前提とし、入札参加企業も米企業をメインにしたいとしている。ジョセフ・ボードマン最高経営責任者(CEO)は会見で、ボストンとワシントンを結ぶ路線を新たに建設し、新型の高速鉄道車両を採用する意向を示した。
AP通信は、この計画について「経済回復が進まないことで支持率低迷に苦しんでいるオバマ政権にとって、非常に魅力的だ。保守派の支持も得られるだろう」と指摘。だが、大口受注をめぐり積極的な売り込みを仕掛けてきた日中両国の企業にとっては大きな打撃であるとも報じた。(翻訳・編集/NN)
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