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ほっぺにキスからずぶ濡れのキスへ、キスシーンに見る改革開放の歩み―中国

Record China    2010年10月6日(水) 12時52分

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4日、1980年代に大ヒットした純愛映画「廬山恋」は中国初のキスシーンで話題になったが、30年の時を経た続編の「廬山恋2010」では大胆なキスシーンが話題に。写真は「廬山恋2010」のスチール。

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2010年10月4日、「新中国初のキスシーンがある映画」として、1980年に各界で大論争を巻き起こした純愛映画「廬山恋」。その続編である「廬山恋2010」が今月5日に公開される。「廬山恋2010」には前作とは違い、主人公2人の激しいキスシーンが収められているという。広州日報電子版が伝えた。

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1980年の「廬山恋」では、ヒロインの張瑜(チャン・ユイ)が主人公の郭凱敏(グオ・カイミン)の頬に素早くキスをするシーンが話題になった。このシーンを撮るため、俳優は人払いを要求。監督は納得行くまで何度も撮りなおしたという。実はそのはるか前、1957年の「護士日記(看護士日記)」や1959年の「聶耳(ニエ・アル)」などの作品にもキスシーンは存在したのだが当局によって削除されていた。この当時の銀幕上の男女は、ただ視線だけでお互いの愛情を示す演技しかできなかった。

「廬山恋」のわずか1秒足らずの「ほっぺにキス」が突破口となり、同じく1980年の「不是為了愛情(愛のためじゃない)」では3秒間のくちづけがスクリーンに登場。1986年の「芙蓉鎮」では4分23秒という中国映画史上最長のキスシーンが観客を驚かせた。「廬山恋2010」はオリジナル版「廬山恋」でヒロインを演じた張瑜が監督・出演する。現代の若者を描いた同作品では、主人公の男女がびしょぬれになりながら激しいキスを交わす印象的なシーンがあるという。(翻訳・編集/本郷)

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