クリスマスに熱狂する中国の若者に苦言、名門大の博士10人が建議書に署名

Record China    2006年12月23日(土) 8時1分

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ここ数年、急速に西洋化が進む中国では、若者たちの間でクリスマスを祝う習慣が広まっている。クリスマスが年を追うごとに盛大になるにつれ、伝統的な文化の「若者離れ」が強まっている。

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2006年12月22日、クリスマスを前に、もともと中国人にとってなじみの薄かった西洋の祝日が、ここ数年は中国でもクリスマスに熱中する若者が増えている。

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北京大学清華大学、中国政法大学、中国人民大学、武 漢大学、南開大学、中山大学、北京師範大学、中国科学院などの名門大学の哲学博士や教育学の博士ら10人が「クリスマスを慎重に」という建議書(意見書)に署名した。建議書(意見書)では「中国では西洋の文化が急速に浸透しており、代表的な事例としては中国でクリスマスが流行していることが挙げられる。クリスマス・イブには若者が集まり、家に帰るのも忘れるほど大騒ぎ。このような現象は、現在の中国社会が西洋の文化に侵されていることの表れだ。クリスマスを祝うことを強制的に辞めさせるわけにはいかないが、クリスマスが中国の伝統文化を脅かしていることを、市民に知ってもらう義務があるだろう」と述べられている。

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