「10年10月10日」入籍カップルが急増!「09年9月9日」を超えるか?―中国

Record China    2010年9月29日(水) 2時54分

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27日、来る2010年10月10日は10が三つ並ぶ1000年に一度の一日。中国ではこの日を狙って結婚しようというカップルが非常に多く、結婚ブームが巻き起こりそうだ。写真は10年9月、江蘇省で集団結婚式を行うカップル。

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2010年9月27日、中国新聞社によると、来る2010年10月10日は10が三つ並ぶ1000年に一度の一日だが、この日を狙って結婚しようというカップルが非常に多く、入籍ブームが巻き起こりそうだ。折しも当日は日曜日だが、結婚手続きを希望する人たちのために、広東省汕頭市ではこの日も手続き窓口を開放することを決定した。

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この地方では、結婚は慣例的に旧正月が近づく旧暦の年末に行われることが多い。しかし、今年は「十全十美」(「完璧」の意味)という中国の成語にちなんで10月10日を選ぶ若者が増えている。このため、結婚式や披露宴を執り行うためにホテルの予約はいっぱいとなり、記念写真の撮影予約も相当な数だという。

同市では昨年の2009年9月9日に結婚手続きを提出したカップルは1311組。2008年8月8日の北京五輪開幕日に入籍した1062組を大きく超えて、新記録を樹立した。この日は、市役所の結婚手続きにかかる業務量は通常の7倍になったという。今年の10月10日もまた、大変な混雑が予想されそうだ。

確かに10の「ぞろ目」となるこの日はおめでたい日と言えるだろう。しかし、結婚の専門家は「二人の間に愛情の基礎ができて初めて結婚が成立する。そうした愛情関係があれば、この日に限って軽々しく結婚する必要はない」と語る。(翻訳・編集/小坂)

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