青海・チベット鉄道さらに西へ、250km伸が着工―チベット自治区

Record China    2010年9月29日(水) 15時15分

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26日、チベット自治区の省都・ラサ市と同自治区第2の都市・シガツェ市を結ぶ鉄道路線・拉日鉄道の建設が開始された。青海・チベット鉄道と連絡する同路線は、全長253kmにおよび、開通は4年後になる予定だという。写真は青海・チベット鉄道沿線。

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2010年9月26日、チベット自治区の省都・ラサ市と同自治区第2の都市・シガツェ市を結ぶ鉄道路線・拉日鉄道の建設が開始された。青海・チベット鉄道(青海省西寧市とラサ市を結ぶ路線)と連絡する同路線は、全長253kmにおよび、開通は4年後になる予定だという。27日付で人民日報が伝えた。

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拉日鉄道は、中国政府が「十一五」(第11次5か年計画、2006〜2010年)および「中長期鉄道ネットワーク計画」で計画した重要プロジェクトの一つで、今年9月に建設が正式に認可された。当初の計画に基づく同路線への総投資額は約133億元(約1663億円)、年間の貨物輸送量は830万t、総工期は4年となっている。

計画によると、同路線は全線単線で、13か所の駅が設置され、運行時速は120km以上、将来的には路線の電化も予定している。また、総延長距離253kmのうち、橋やトンネルが全体の45.7%(115.7km)を占めるため、同路線が位置する海抜から考えると工事の難易度は極めて高くなると見られている。

関係者は「同路線の開通によって、06年に完成した青海・チベット鉄道の影響がさらに高まり、これまでチベット南西地区の物流が自動車道への依存を脱却するだろう」と期待している。(翻訳・編集/HA)

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