中国が世界一の深海潜水艇を開発=海底資源の開発、通信ケーブルの傍受に活用可能―米紙

Record China    2010年9月14日(火) 17時54分

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12日、米紙ニューヨークタイムズは、中国が開発した深海潜水艇「蛟龍1号」に関する記事を掲載した。写真は「蛟龍1号」が撮影した写真。海底に中国国旗を立てることに成功した。

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2010年9月12日、米紙ニューヨークタイムズは、中国が開発した深海潜水艇「蛟龍1号」に関する記事を掲載した。13日、中国経済網が伝えた。

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8月26日、中国は独自開発の有人深海潜水艇「蛟龍1号」が水深3759m潜行に成功したことを発表した。「蛟龍1号」は水深7000mまでの潜行が可能。日本の「しんかい6500」を上回り、世界一の座についた。「蛟龍1号」の潜水能力を用いれば、全世界の海底のうち99.8%の探索が可能となる。中国はさらに深海に潜れる潜水艇の研究開発も続けているという。

潜行実験では南シナ海の海底に中国国旗を立てることに成功した。ニューヨークタイムズはたんなる海底探索ではなく、宇宙開発同様、中国台頭の重要なシンボルになったと評している。また海底には石油、天然ガス、鉱物など多くの資源が眠っており、中国にとっては垂涎の的。さらに海底の通信ケーブルの保守修理や盗聴装置設置にも潜水艇は利用可能だという。(翻訳・編集/KT)

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