深刻化する水不足=市当局は急ぎ新たな地下水源を探査中―北京市

Record China    2010年9月11日(土) 12時20分

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9日、新京報は記事「北京が2〜3億立方メートルの水不足=地鉱部門は新たな水源を探査中」を掲載した。ダムの水量減少、地下水位の低下が続くなか、北京市の水不足は深刻化している。写真は北京市で取り付けられた新型の節水蛇口。

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2010年9月9日、新京報は、北京が2〜3億立方メートルの水不足となっており、地鉱部門が新たな水源を探査中だと伝えた。

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8日、清華大学で「密雲ダム建成50周年記念座談会」が開催された。席上、北京市水務局のある官僚は、ダム水量の減少と地下水位の低下が続く中、北京の水不足は深刻な状況にあると明かした。この危機を乗り切るべく、現在、北京地鉱部門は新たな地下水源の探査を開始しており、すでに検証段階にあるという。平谷区、順義区、房山区などが候補に挙がっているという。

この官僚によると、ここ数年、北京市の降水量は少なく、このままいけば「南水北調プロジェクト」(長江の水を北部に運ぶ計画)の水が供給される前に、不足量は2〜3億トンに達する見通しとなる。「もし雨が順調に降るか、適当な水源が見つかれば、不足量を減少させることができる」と新水源探査への期待を表した。(翻訳・編集/KT)

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