グローバル企業の最大の投資目的地はBRICs、中でも中国―国連機関

Record China    2010年9月9日(木) 8時33分

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7日、国際連合貿易開発会議は福建省アモイにおいて「2010−2012年世界投資見通し調査レポート」を発表した。これによると、中国はなおグローバル企業にとって最大の投資目的地であることが明らかとなった。

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2010年9月7日、国際連合貿易開発会議(UNCTAD)は福建省アモイにおいて「2010−2012年世界投資見通し調査レポート」を発表した。これによると、中国はなおグローバル企業にとって最大の投資目的地であることが明らかとなった。新華網が伝えた。

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レポートは、発展途上国と経済移行国が海外直接投資(FDI)の担い手として大きな役割を果たすと指摘。グローバル企業の幹部に対して行われたアンケート調査によると、魅力ある投資目的地15か国のうち、9か国を発展途上国と経済移行国が占め、1位が中国という結果だった。BRICsのブラジル、ロシア、インドも5位圏内に入った。

中国商務部によると、今年7月までに、中国国内で実際行われた外資投入額は583億5400万ドルに達し、前年同期比で20.65%の増加が見られた。中国国内に新たに設立された外資系企業は前年同期比17.9%増の1万4459社だった。2010年通年の外資投入額は初めて1000億ドルを突破すると見られている。

同レポートはUNCTADが世界のグローバル企業や投資促進機構、国際投資の専門家に対して行った調査結果に基づく。グローバル企業236社と116か国の投資機構が調査に応じた。UNCTADは1995年以来、同様の調査を毎年行っている。(翻訳/編集・小坂)

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