2010年9月5日、ドラマ「拝金女王」の製作発表記者会見が台北市で行われた。直前になって主演降板劇も見られたが、なんとか危機を回避。ドラマ「流星花園〜花より男子〜」で知られる人気ユニットF4のヴァネス・ウー（呉建豪）が、降板したジェリー・イェン（言承旭）に代わり、主演を務めることが分かった。聯合報が伝えた。

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今月末にクランクイン予定の「拝金女王」だが、もともと主役として抜擢されていたジェリーが体調不良を理由にいきなり降板。ピンチヒッターとして、ユニット仲間のヴァネスが急きょ出演することになった。

台北市で行われた製作発表では、すでに降板を決めたはずのジェリーが、花束を抱えてサプライズ登場。予想外の事態でヴァネスを驚かせたが、うれしそうにジェリーの激励を受けた。

ヴァネスによると、今回のキャスティングは先月27日に急なオファーが飛び込み、翌日にはOKサインという慌ただしいものだったという。ジェリーの“代役”と報道されることには、「僕らはいい兄弟同士だし、与えられた仕事さえキッチリすればいい。誰が何を言おうと気にしない」と笑顔で話していた。

「拝金女王」製作チームには、米人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」を担当した著名スタイリスト、パトリシア・フィールド氏も参加。ヒロインは香港の人気モデル、リン・ホン（熊黛林）が挑む。ヴァネスは英語やフランス語も操るバイオリニストを演じるという。（翻訳・編集/Mathilda）