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25日、英紙は「中国で今度は『毒』水着事件」と題した記事で、上海の最高級デパートで皮膚や神経系統にダメージを与える物質が含まれる水着が売られていたと報じた。写真は上海のデパートの水着売り場。
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2010年8月25日、英紙フィナンシャル・タイムズは「中国で今度は『毒』水着事件」と題した記事で、上海の最高級デパートで皮膚や神経系統にダメージを与える物質が含まれる水着が売られていたと報じた。28日付で環球時報が伝えた。
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記事によると、上海の繁華街、南京西路にある2軒の最高級デパートで実施された当局の安全検査で、一部の水着と運動靴が、皮膚や神経系統にダメージを与える物質が含まれているとして、不合格となった。上海市工商行政管理局によると、3分の1の商品に何らかの欠陥が見つかった。
粉ミルクにメラミンが混入されていた「毒粉ミルク事件」などにより、中国の消費者は商品の安全性にますます敏感になっている。当局も安全性の確保を重視する姿勢を示しているものの、消費者の信用を得るにはまだ長い道のりが必要のようだ、と記事は指摘した。
今回の事件は中国のネット上でも高い関心を呼んでおり、掲示板では「水着の検査がなぜ夏が終わるこの時期に行われるのか」「検査に合格しなかったのは、メーカーの賄賂が足りなかったからなのでは」などの声が上がっている。(翻訳・編集/NN)
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