中国人の不動産購入が増加、第2の外国人勢力へ―シンガポール

Record China    2010年8月31日(火) 13時43分

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24日、シンガポールの華字紙・聯合早報は、同国で住宅を購入する中国人が増加しており、外国人としては近い将来インドネシア人を抜き、マレーシア人に次ぐ第2の勢力になると報じた。写真はシンガポール。

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2010年8月24日、シンガポールの華字紙・聯合早報は、同国で住宅を購入する中国人が増加しており、外国人としては近い将来インドネシア人を抜き、マレーシア人に次ぐ第2の勢力になると報じた。

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世界的な不動産アドバイザリー企業・DTZ社の最新レポートによると、今年第2四半期(4−6月)、シンガポールで住宅を購入した外国人の内訳は、マレーシア人が22%を占め第1位、続いてインドネシア人(18%)、中国人(17%)だった。06年の同比率はインドネシア人が22%で、中国人は7%に過ぎず、中国人の占める割合が急増している。

中国人がシンガポールを不動産投資先として選択する理由として、同レポートは「シンガポールの安定した政治体制や管理の行き届いた不動産市場が中国人を引きつけている。文化や言葉の共通性、中国の不動産市場が高騰していることも要素になっている」と分析している。中国人に特に人気の高い地域は、住宅地開発が進められているセントーサ島のセントーサ・コーブだという。

DTZ社の責任者は「中国人の住宅購入者はここ数年安定的に増加しており、いずれインドネシア人を抜き、第2の外国人勢力となるだろう」と予測している。(翻訳・編集/HA)

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