金正日総書記、訪中を終え帰国=権力移譲への支持要請―北朝鮮

Record China    2010年8月29日(日) 9時39分

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28日、中国を訪問中した北朝鮮の金正日総書記はすでに帰国したものと見られる。北朝鮮は経済支援に加え、金総書記から息子・金正銀(金正雲)氏への権力移譲に対する支持を求めたもようだ。写真は中朝間の国際鉄道。

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2010年8月28日、中国を訪問中した北朝鮮の金正日総書記はすでに帰国したものと見られる。BBC放送中国語サイトが伝えた。

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28日午前9時、金総書記は吉林省長春市の南湖賓館を出発。長春第一汽車製造厰を視察した後、帰国の途についたと見られる。28日朝には金総書記の荷物を満載した貨物列車が、金総書記専用列車が待つ駅に到着したという。

消息筋によると、金総書記は胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席と会見したという。経済支援に加え、息子である金正銀(金正雲)氏への権力移譲に対する支持が議題に上がったと専門家は分析している。また中国側にも狙いがあるという。哨戒艦沈没事故を受け、米韓は大規模な合同軍事演習を実施したが、金総書記を厚遇することで米韓の軍事的威嚇に中国は動揺しないというメッセージを発したものと見られてる。(翻訳・編集/KT)

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