Record China 2006年12月18日(月) 18時18分
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北京心理危機サポートセンターと中国疾患コントロールセンターが、中国で起きた895件の自殺ケースを調査、自殺の傾向がある人々についての「10大危険要素」をまとめた。
2006年12月15日、中国社会科学院が催した「中国婦女危機サポート専門家シンポジウム」で発表された、北京心理危機サポートセンターからの報告によると、「10大危険要素」なるものが、中国人の自殺に影響を及ぼしているという。
北京心理危機サポートセンターと中国疾患コントロールセンターは、2002年からこの「中国・自殺の現状」について研究を行ってきた。全国23の地域に観測点を設け、895の自殺ケースを調査した。性別、年齢、居住地、研究地などの外的要素を排除した結果、自殺の傾向がある人々に共通する10の危険要素を出した。その「10大危険要素」を以下にあげる。
1.死ぬ前の2週間は憂うつの度合いがひどい
2.自殺未遂の経験がある
3.他人が死亡したときに刺激を受ける度合いが大きい
4.死ぬ1か月前の生活の質が低い
5.死ぬ前の2日間に交友関係に劇的な変化があった
6.心理的なプレッシャーが慢性化している
7.友人や知り合いに自殺行為があった
8.血縁関係にある人が自殺、または自殺未遂を犯した
9.失業しているか、または給料が非常に少ない仕事をしている
10.死ぬ前の1か月は人付き合いを避ける
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