アニメ監督・今敏氏がすい臓がんで死去=中国のメディア、ファンから悼む声

Record China    2010年8月26日(木) 14時58分

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24日、アニメーション監督の今敏氏が膵臓がんにより死去した。享年は46歳。中国各紙はその早過ぎる死を報じている。ブログに掲載された今監督の遺書が中国語に翻訳され広まるなど、その死は中国アニメファンに大きな衝撃を与えている。

2010年8月24日、アニメーション監督の今敏氏が膵臓(すいぞう)がんにより死去した。享年は46歳。中国各紙はその早過ぎる死を報じている。

中国でも高い人気を誇る日本アニメ。中でも「千年女優」「東京ゴッドファーザーズ」「パプリカ」など、今監督の代表作は高い評価を受けていた。「『千年女優』の父・今敏が死去=アニメファンからは悲痛の声」(東方早報)、「アニメ界の奇才・今敏が死去」(成都晩報)、「突然消えた映画舞台の幻術師」(新京報)など各メディアは天才の死を惜しんだ。

また、マイクロブログサービス・Twitterやネット掲示板には、中国のアニメファンの哀悼の声が寄せられている。特に今監督のブログに掲載された遺書は中国語に翻訳され、ネットを通じて広がった。死の直前までTwitterに書き込むなど、病気を感じさせることすらなく、最後まで人々にメッセージを送り続けた姿勢を含め、多くの人々に感銘を与えている。(翻訳・編集/KT)

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