Record China 2010年8月25日(水) 13時40分
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25日、今年7月以来、南京市など江蘇省で、ザリガニを食べたことで横紋筋融解症を発症する人が続出しているが、このほど南京市で新たに1件の症例が報告された。写真は中国のザリガニ料理。
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2010年8月25日付の揚子晩報によると、今年7月以来、南京市など江蘇省で、ザリガニを食べたことで腰や背中の痛み、脱力感などの症状を訴える人が続出していると報告されたが、このほど南京市で新たに症例が1件報告された。市政府は事態を重く見て、専門調査グループを設置したことを24日に記者会見で明らかにした。
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南京市食品薬品監督管理局の華文(ホア・ウェン)副局長によれば、現在までに症状を訴えている人の数は18人。いずれも発症前に食用ザリガニを食べていたが、食べた場所はそれぞれ分散しており、14人は自宅で、残り4人はレストランで食べていた。
臨床検査の結果、横紋筋融解症(rhabdomyolysis)であることが判明した。骨格筋壊死や腎機能低下を生じ、重傷の場合には臓器機能不全から死に至ることもあるが、15人はすでに治癒。3人は現在も入院中だが、病状は安定しているという。
市政府は専門調査グループを設置し、関係各局と連携して食用ザリガニの養殖から輸送、販売、調理など各段階において徹底調査を行い、被害拡大の防止や発症の具体的原因の究明に尽力していくことを明らかにしている。なお、現段階で南京市は、横紋筋融解症とザリガニの関連性について、また発症の原因については「不明」としている。(翻訳・編集/岡田)
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