低俗文化は中華民族復興の障害物=数千年の歴史にふさわしい精神文化を追求せよ―米華字メディア

Record China    2010年8月27日(金) 18時58分

拡大

23日、米国の中国語サイトが「低俗な文化は民族振興の障害物」と題する文章を掲載した。写真は中国で大ブームを巻き起こした芸人の小瀋陽。

(1 / 4 枚)

2010年8月23日、中国新聞網によると、米国の中国語サイト「シカゴ・チャイナニュース&ダイジェスト」は、「低俗な文化は民族振興の障害物」と題する文章を掲載した。以下はその要旨。

その他の写真

華僑たちのほとんどが、中国でもてはやされている低俗な文化が、数千年の歴史を誇る中華の伝統と相反し、民族振興の足かせとなりうると考えている。出版物、映像メディア、インターネットを問わず、中国には低俗で、欲望を刺激するだけの文化が蔓延している。かつて歓迎された中国の深い精神文化を反映するテレビ番組も、過去のものとなっている。

中国の文化的職業に従事する者たちの、優れた民族的伝統文化に対する誇りはどこへ行ってしまったのか。中国の市場経済が加速度的に発展するなかで、精神的に空虚となった人々が目先の経済的利益だけを追求する環境が、このような低俗な文化の流行を招くようになったことは理解できる。だが、華僑たちは、祖国の「堕落」に徹底的に抵抗すべきだ。

もしも誰かが、低俗な文化に反対する我々に対して、「保守的」「時代錯誤」などと批判し、欧米先進諸国の「自由」という精神から発言するなら、寛容で自由な国・米国でさえ低俗文化が市民社会の主流文化とはなっていないことに目を向けるべきだろう。米国の自由には自律と法律が伴う。青少年の保護や教育も重視される。中国は、数千年の文化にふさわしい娯楽を追求せよ。(翻訳・編集/津野尾)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携