<中華経済>スマートグリッド構築にナトリウム硫黄電池を普及へ―上海市

Record China    2010年8月24日(火) 5時14分

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23日までに、上海市情報化委員会・設備処の董親翔処長は、同市のスマートグリッド(次世代送電網)構想について、ナトリウム硫黄電池を電力系統安定化のための蓄電池として重点的に普及させる方針を示した。

2010年8月23日までに、上海市情報化委員会・設備処の董親翔処長は、同市のスマートグリッド(次世代送電網)構想について、ナトリウム硫黄電池を電力系統安定化のための蓄電池として重点的に普及させる方針を示した。複数の中国メディアが伝えた。

董処長によると、ナトリウム硫黄電池はエネルギー密度が高く、大容量の蓄電に向く。市内では電力設備メーカーの上海電気がケイ酸塩研究所と共同で設立した研究所で開発を進めている。上海電気は同市情報化委員会が設立予定のスマートグリッド産業事務室の構成メンバーに組み入れられる予定。

上海市は7月末、中国送電大手、国家電網公司との間でスマートグリッド構築に関する戦略協力協議に署名。電気自動車(EV)向け充電施設の建設や、ナトリウム硫黄電池の実用化を推進することで合意した。(翻訳・編集/東亜通信)

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