<中華経済>新エネ車の国家目標、過半数が「実現困難」と回答―中国

Record China    2010年8月20日(金) 6時3分

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19日、中国政府がこのほど掲げた「2020年までに新エネルギー車産業の市場規模を世界一にする」という目標に対し、中国紙がこのほど行ったインターネットアンケート調査では5割以上が「実現は困難」と回答した。

2010年8月19日、中国政府がこのほど掲げた「2020年までに新エネルギー車産業の市場規模を世界一にする」という目標に対し、中国紙がこのほど行ったインターネットアンケート調査では5割以上が「実現は困難」と回答した。

この国家目標は、中国工業情報化部がまとめた2011年から2020年までの省エネ・新エネルギー車産業発展計画の中に盛り込まれた。2020年までに新エネ車と定義するプラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)、水素燃料車の保有台数を500万台、PHVを除くハイブリッド車(HV)を代表とする省エネ車の生産販売台数を世界トップの1500万台に引き上げる具体目標を掲げた。

中国紙がこれらの目標を達成できるかを消費者に聞いたところ、「HVの年間生産台数1500万台」については63.3%が「達成不可能」と回答。「10年内に新エネ車産業規模を世界一にする」については30%が「不可能」と答え、「達成は困難」を合わせると54.4%が悲観的な見方を示した。

またHVの国内普及においての最大の障害は何かを聞いたところ、「価格が高い」が62.2%で多かったほか、25.6%が「国産HVの技術不足」を挙げた。(翻訳・編集/東亜通信)

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