兵馬俑を超える規模!2000年以上前の遺跡から石像5000体を発掘―湖南省永州市

Record China    2010年8月19日(木) 11時56分

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18日、湖南省永州市でこのほど、2000年以上前に作られた石像など5000体が発掘された。秦の兵馬俑を超える規模と言われている。写真は西安市の兵馬俑。

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2010年8月18日、新華網は記事「湖南省で古代の石像群を発見=秦の兵馬俑を超える規模」を掲載した。

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17日、湖南省永州市で開催された考古学のシンポジウムで、永州市道県南嶺大山の鬼●嶺遺跡(●は山の下に思)から、秦の始皇帝の兵馬俑を超える規模の古代石像群が発見されたことが発表された。発表者である道県管理所の唐忠勇(タン・ジョンヨン)所長は、数の多さ、独特の技術、歴史の古さから「世界の奇跡」と評している。

鬼●嶺はもともと地上や地下に無数の石像が眠っていることからこの名を得た。発掘の結果、5000体以上の石像が確認された。文官や武官、一般の兵士や妊婦などの像があったという。大きさは30〜100cm程度。ほとんどが秦漢時代以前に制作されたものだが、唐・宋・元の時代まで制作が続いていたと見られる。

考古学者は鬼●嶺は当初、たんなる「祭壇」だったと推定している。その後、祭祀が繰り返されるにつれ、石像が集まっていったという。(翻訳・編集/KT)

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