磁器楽器コンサート会場で大惨事発生―浙江省杭州市

Record China    2006年12月17日(日) 5時45分

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景徳鎮窯で作られた、磁器による楽器の音色が人々を楽しませていた演奏会場で、大風による悲劇が起きた。展示されていたたくさんの陶磁器が、倒れて無残に割れてしまったのだ。

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2006年12月6日、今月10日にレコードチャイナが報道した、浙江(せっこう)省杭州(こうしゅう)市で開催されていた磁器の楽器を使ったコンサートの会場で、大惨事が発生した。

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このコンサートは有名な江西(こうせい)省景徳鎮(けいとくちん)の磁器で作られた楽器を使って、杭州市の呉山広場で行われていたもので、その美しいメロディが市民や観光客の好評を得ていた。周囲では陶磁器の展売会が行われ、美しい陶器に目を楽しませ、コレクションに新たに追加するため、購入する人々の姿も多く見られた。

12月6日の午後2時、会場に突然大風が吹きつけ、数万点にもおよぶ美しい陶磁器が、一瞬にして割れてしまった。展売会のスタッフの説明によると、強い風が日よけのテントを倒し、そのテントがカウンターの上に展示されていた陶磁器に当たり、数百点の陶磁器が落ちて粉々になってしまったという。

現場では売り物だった磁器の破片が散らばり、散々な有様だ。大きな損失とこれからしなくてはならない片付けのことを思い、イベントのスタッフは途方にくれている。

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