10年以内に中国最大の石油生産基地を新疆に建設=中国石油生産大手CNPCが発表―中国メディア

Record China    2010年8月15日(日) 15時21分

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8月、中国石油天然ガス集団公司(CNPC)の王宜林副総経理は、今後10年間にCNPCは中国最大の石油基地を新疆ウイグル自治区に建設すると発言した。写真は新疆ウイグル自治区、タクラマカン砂漠の油田。

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2010年8月11日から13日にかけ、新疆ウイグル自治区カラマイ市で第1回情報革新国際学術フォーラムが開催された。席上、中国石油天然ガス集団公司(CNPC)の王宜林(ワン・イーリィン)副総経理は、今後10年間にCNPCは中国最大の石油基地を新疆ウイグル自治区に建設すると発言した。13日、新華網が伝えた。

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中国政府の支持の下、CNPCは新疆への投資を拡大。石油及び天然ガスの生産量を年間2000万トンにまで拡張する計画だ。またカラマイ市の石油精製設備の規模も1000万トンににまで拡大するという。

今年に入ってからCNPCは新疆での新油田探査を加速させているという。また7月14日にはコルラ市で30億元(約379億円)を投じた化学肥料生産工場を、19日にはウルムチ市に37億元(約468億円)を投じた化学薬品工場を着工させたという。

また7月14日に着工が発表されたカシュガル市の天然ガスのインフラ整備プロジェクトも注目を集めている。計画ではパイプラインネットワークがカシュガル地区、ホータン地区、クズルス・キルギス自治州を覆う。これまで天然ガスを生産しながらも利用できなかった現地住民にとっては福音となる。(翻訳・編集/KT)

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