Record China 2006年12月16日(土) 11時29分
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騒音の被害が大きい重慶市で、未来の5年間で重慶を静かな都市にする「寧静行動」実施法案が可決された。
2006年12月5日、重慶(じゅうけい)市の政府常務会が審議していた「寧静(ねいせい)行動」の実施方案が通過した。この法案の主旨は、未来の5年間で12億8000万元(約192億円)を投じて重慶を静かな都市にするというもので、2010年までに市の主城区およびその周辺のほかの区・県の平均騒音を、56デシベルに減らすよう努力する計画だ。
その「寧静行動」はまず「寧静企画」から始められ、市中心部の道路から10m以内に、学校、病院、個人の住宅を建設してはいけない決まりとなる。「騒音が75デシベルを超える空港付近の区域では、住宅、学校、病院などの建設も厳禁となる」と重慶市環境保護局の曹光輝(ツァオグアンフイ)局長は述べた。「寧静行動」ではこれらのほか、自動車のクラクションが基準を越えた場合、道路を走ってはいけないとされる。また2010年までに、重慶市では自動車が主城区内でクラクションを鳴らすことを禁止するそうだ。
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