大金をはたいて留学、でも仕事が見つからない!海外留学熱の裏側を見る―中国紙

Record China    2010年8月13日(金) 6時47分

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12日、青年時報は記事「海外留学組の35%超が仕事見つからず=海外での就職は困難、帰国しても職はなし」を掲載した。かつて出世頭と見られていた留学組は今、厳しい環境に置かれている。写真は江蘇省の求職マーケット。

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2010年8月12日、青年時報は記事「海外留学組の35%超が仕事見つからず=海外での就職は困難、帰国しても職はなし」を掲載した。かつて出世頭と見られていた留学組は今、厳しい環境に置かれている。

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200万元(約2510万円)もの大金を投じ、7年間も海外で学業に励んだ。がんばって勉強してきた張輝(ジャン・フイ、仮名)さんにとって思いもよらないことだったが、さっぱり仕事が見つからない。結局、両親のコネである小企業に就職することになったという。海外留学熱は今なお冷めぬが、その最も幸福な時代は過ぎ去った。中国人留学生の数が増え、それだけでは希少価値がなくなった今、自分の経歴にふさわしい仕事が見つからない留学組の数は増えているという。

人材派遣を手がける世界人材資源実験室のサンプル調査によると、海外留学組の35%はふさわしい仕事が見つからないと感じている。40%がキャリアの方向性を間違えたと感じているようだ。数年前に実施された調査「海外留学組行動捜索」でも、帰国後半年以内に仕事が見つかったのはわずか58%。4割以上の留学組は長期にわたり仕事が見つからない状態にあることが明らかになっている。(翻訳・編集/KT)

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