謎のガス噴きかける新手のやり口で、宝飾品店襲われる―河南省鄭州市

Record China    2006年12月15日(金) 11時11分

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宝飾品店にやって来た若い男が、なにやら怪しげな気体を店員の顔に噴きかけ、15万円相当のプラチナのネックレスを奪って逃げた。一時病院に逃げ込んだという犯人は、結局行方をくらましてしまった。

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2006年12月13日の夜7時30分ごろ、ある若い男が河南(かなん)省鄭州(ていしゅう)市の人民路にある宝飾品店に入り、彼女に買ってあげたいと言って店員にネックレスを出させた。店員は男のために何本ものネックレスを次々と取り出し、彼が選ぶのを助けていた。

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そのとき男は突然、衣服の中から不思議な匂いのする気体が入ったびんを取り出し、店員の顔に噴きかけた。そしてさっきまで買い物客のふりをして見ていた高価なネックレスを奪い、付近のある病院に逃げ込んだ。気体の匂いをかいだ店員はあっという間に意識不明になり、しばらくして意識を取り戻したときには、男の姿はもうなかった。

通報により警察が直ちに現場に駆けつけたが、1時間たっても犯人の足取りはつかめなかった。この店員が噴きかけられ気体はどうやら人を惑わせ、一時的に盲目にする作用があるようだと警察は話している。宝飾品店の責任者は、「奪われたネックレスは3本、すべてプラチナ製で、価値は合計1万元(約15万円)余りでしょう」と語った。犯人は現在もまだつかまっておらず、警察は急いでそのあとを追っている。

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