中国に親近感を持ってもらうのはなぜこれほど難しいのか?―中国紙

Record China    2010年8月5日(木) 22時17分

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4日、環球時報はコラム「外国に中国への親近感を持ってもらうのはなぜこれほど難しいのか」を掲載した。写真は08年、宇宙飛行士たちによる打ち上げ前セレモニーのリハーサル。

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2010年8月4日、環球時報はコラム「外国に中国への親近感を持ってもらうのはなぜこれほど難しいのか」を掲載した。以下はその抄訳。

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中国がもはや遅れた国ではなく、中国人が馬鹿ではないことを理解してもらうのはそう難しくない。とりわけ北京五輪の後では。しかし日々成長する中国に親近感を持ってもらうのは大変だ。しかし、それこそが中国がよい国家イメージの形成に努力している目標なのだ。

さて、ところで国のイメージとは「作り上げる」ことが可能なものだろうか?難しい問題だ。イメージを変えるために外国とコミュニケーションし宣伝しても、その効果は限定的だ。むしろ中国のイメージは、その能力と行動とにかかっている。だが、国家イメージの確立には時間がかかる。現実的には中国を嫌う人は永遠になくならないだろうし、長期間にわたって中国人を嫌う人は多く存在するだろう。もっとも、だからといって手をこまねいているわけにはいかない。

やるべきは海外に中国の政治制度、経済水準を知ってもらうこと。いまだ旧ソ連のような硬直的な体制だと誤解している人々の理解をたださなければならない。第二に親近感を持ってもらうのは難しいとしても、欧米が作り上げた「中国脅威論」の誤解をとかなければならない。欧米では中国の立場をおとしめるべく、誇張やウソを尽くして中国の脅威を言い立てている。

またもう一つ重要なこととして、中国人は海外の誤解を受け止める忍耐力を養わなければならない。中国人は敏感に過ぎることが、欧米の中国攻撃を効果的なものとしているのだ。相手には言わせておけばいい。私たちは私たちの道を歩む。こうした寛容な態度が中国のイメージを向上させることにもなるだろう。(翻訳・編集/KT)

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