2010年8月1日、韓国・聯合ニュースは、南北朝鮮の交易停止後、韓国企業から加工貿易を受注していた北朝鮮企業は、中国から発注を受けていると報じた。同様の加工貿易を行っており、生産停止などの被害は出ていないという。環球時報が伝えた。

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報道によると、消息筋が北朝鮮企業の動向を伝えた。「哨戒艦沈没事故を受けて、韓国統一部は5月24日、北朝鮮向けの原材料・副材料輸出を禁止した。ところがその後、北朝鮮企業は中国からの発注を受けた」「従来同様加工貿易を請け負っており、製品の多くは欧州に輸出されている」という。

北朝鮮で加工貿易を行っているある韓国企業の担当者も「北朝鮮の工場に連絡を取ったところ、現在、中国企業の注文を受けていると話していた。韓国の注文はその後になるという話で、納期の面で私たち韓国側に支障が生じている」とコメントした。

北朝鮮問題の専門家は「北朝鮮企業は中国の発注で操業を続けている。逆に韓国企業が倒産の危機にある」「重要なことは、長年積み重ねてきた南北経済協力と信頼関係が、交易停止により傷ついたことだ」と分析した。（翻訳・編集/KT）