Record China 2010年8月1日(日) 17時58分
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7月30日、中国映画著作権協会は、著作権を無視して映画やドラマを放映させる悪質なインターネット・カフェと、コンテンツ提供業者2社に対して初の民事訴訟に踏み切る。写真は中国のネットカフェ。
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2010年7月30日、中国映画著作権協会の朱永徳(ジュー・ヨンダー)理事長は、違法ダウンロードの映画やテレビドラマなどを放映した北京市内のネットカフェと、インターネットを通じて映画やテレビドラマなどを違法にネットカフェへ提供した業者を提訴すると発表した。同協会による民事訴訟は初めてとなる。31日付で新京報が伝えた。
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朱理事長によると、今回提訴の対象となるのは、店内でインターネットを通じて映画・ドラマなどをユーザーに提供している北京市内の複数のネットカフェと、上海市の「英雄寛頻」と杭州市の「世紀聯線」の2社。(注:中国のネットカフェでは、映画・ドラマなどの提供業者と契約し、ユーザーに提供するのが一般的だ。)
「英雄寛頻」と「世紀聯線」の2社は、北京市内の多くのネットカフェとインターネットを利用した映画・ドラマの一括提供契約を結んでおり、それぞれのネットカフェから使用料を徴収している。しかし、2社が提供しているコンテンツは、著作権者から利用に関する合法的な権利を受けていないか、あるいは海賊版などを利用したものがほとんどだという。
同協会は、「十分な証拠を集めた上で提訴に踏み切りたい」とコメントしている。(翻訳・編集/HA)
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