<レコチャ広場>文化を捨てた中国人は軽蔑されているのか?5000年の伝統を取り戻そう

Record China    2010年7月27日(火) 14時47分

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25日、近い将来、日本を抜いて世界最大のブランド品市場になることが確実視されている中国。一方で、「あまりにもあさましい、成金的な振る舞いではないか」と反省する声も上がっている。写真はドバイのブランド店。

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2010年7月25日、近い将来、日本を抜いて世界最大のブランド品市場になることが確実視されている中国。一方で、「あまりにもあさましい、成金的な振る舞いではないか」と反省する声も上がっている。新浪ブログで発表された「外国人店員は中国人をさげすんでいるのか?」という記事は、この問題を取り上げている。以下はその抄訳。

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パリで、ドバイで、ニューヨークで。中国人のショッピング熱はソマリア海賊よりも強欲だ。ブランド品を買いあさっているのは、2種類の人々。第一に安定した仕事を持つホワイトカラー。とてつもない金持ちではないが、ハネムーンなど海外旅行に出かけると、中国国内との価格差を考え、必死にブランド品を購入する。そしてもう一種の人々が大富豪。多くは成金で、まるで白菜でも買うかのようにブランド品を買いあさる。

海外ブランド店の店員はイケメン、美女ぞろい。プロ意識を発揮して、うやうやしく中国人顧客の要求に応えている。しかしその目にはある感情を見て取ることができる。それは私たち中国人が石炭成金を見る態度と一緒で、成金の田舎者だとバカにした目だ。

この20年間の中国の高成長は、いろいろなものを捨てさり失って、手にしたものだった。それでもよかった。犠牲によって中国経済は急成長を遂げ、世界に認めさせることができたのだから。だがこれからの数十年は違う。これからは文化を、ブランドを、価値観を、クリエイティブなデザインを輸出しなければならないのだから。

欧米の有名ブランドは数世代をかけて信用を築いたもの。確かに中国にはここ数世代の伝統はない。だがわれわれには5000年の文化があるではないか。中国人の中に脈打つ歴史の流れを消し去ることはできない。そして中国の伝統文化こそ、数十年という短い時間で100年以上の歴史を持つ海外ブランドに追いつくための近道なのだ。(翻訳・編集/KT)

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