半年で44万サイトが消失=中国ネット界に何が起きているのか―中国紙

Record China    2010年7月26日(月) 5時54分

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24日、21世紀経済報道は記事「中小ウェブサイト生存調査」を掲載した。写真は今年2月、フレッシュマンドットコムを運営している張さん。費用を支払い続けていたにもかかわらず、運営企業は勝手に張さんのドメインを奪ったという。

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2010年7月24日、21世紀経済報道は記事「中小ウェブサイト生存調査=消えた44万サイト」を掲載した。

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中国では昨年初頭、ソーシャルネットワークサービス・ブームが到来した。戴(ダイ)さんもその波に乗って、サイト運営を始めた一人。人気は上々で、1日で1万人を超える新規登録があった時期もあったが、閉鎖を決めたという。今は仕事を探している。昨年末、アダルトサイト取り締まりキャンペーンが実施され、個人サイトの登録、管理が強化されたことが原因だ。

個人サイト規制強化の影響は如実に表れている。中国インターネット情報センター(CNNIC)の統計によると、今年上半期時点で中国の登録ドメイン数(ドメインとはインターネットに接続されているコンピュータの場所を示すもので、いわばネット上の「住所」)は1121万にまで減少した。ウェブサイトの数も1月期の323万サイトから44万サイト減少している。2006年の統計開始以来、初の減少となった。

サイト管理者向けウェブサイト「ウェブ管理者の家」を経営する邱松(チウ・ソン)氏は、既存サイト取り締まりの強化だけではなく、新規登録ができなくなったこともサイト数減少の要因だと指摘した。中国の「.CN」ドメインは1ドメイン1元(約12.9円)という格安価格で販売されていたが、アダルトサイト取り締まりキャンペーン以後、格安販売は中止された。CNNICによると、現在、個人のドメイン取得は一時中止されているという。(翻訳・編集/KT)

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