Record China 2010年7月23日(金) 8時59分
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21日、浙江省杭州市空港上空に、正体不明の飛行物体が突如現れて多くの便に遅れが生じた事件で、その正体と目された「自家用飛行機」。中国では今、富裕層たちが自家用機で勝手に飛び回り問題となっている。写真は09年5月、深セン市在住の自家用飛行機オーナー。
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2010年7月21日、浙江省杭州市の杭州蕭山国際空港上空に、正体不明の飛行物体が突如現れた影響で多くの便に遅れが生じた事件で、その正体と目された「自家用飛行機」。中国では今、富裕層たちが自家用機で勝手に飛び回ることが問題となっている。新民週刊が伝えた。
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浙江省では半年間に3件もの「UFO」騒ぎが起きているが、いずれも無許可で飛んでいた自家用機が引き起こしたものだ。中国では自家用飛行機を乗り回す際、事前の許可などが必要だが、低空エリアは一律飛行を禁止されている。だが、実際にはこっそりと無許可で低空エリアを飛び回る人が増えているという。
21日の事件後、空港は約1時間にわたり封鎖。到着便は近くの寧波や無錫の空港に一時着陸し、3〜4時間遅れる事態となった。当局はレーダーなどを使い、この飛行物体の足取りをつかもうとしたが、確認できなかった。中国では各地で似たような目撃談が寄せられており、関係者は近く、管理体制が強化されるとの見方を示している。(翻訳・編集/NN)
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