拡大
今月3日、紫金鉱業集団傘下の紫金山金銅鉱(福建省)で発生した廃液漏れ事故による汚染が、隣接する広東省スワトウ市などに拡大している。
2010年7月21日、紫金鉱業集団傘下の紫金山金銅鉱(福建省)で今月3日に発生した廃液漏れ事故による汚染が、隣接する広東省スワトウ市などに拡大している。複数の中国メディアが伝えた。
広東省水分局などによると、銅含有酸性廃液が、同省東部を流れる韓江に達し、梅州市やスワトウ市で水質が急速に悪化しつつあるという。梅州韓江青溪発電所の水質を検査したところ、規制値を超える量の銅が検出された。水に含まれる銅の量は、7月15日の1リットルあたり0.0135ミリグラムから20日には0.0233ミリグラムに急増。漁業・養殖の基準0.01ミリグラムを上回っているという。
紫金山金銅鉱で3日午後、中国南部を襲った豪雨の影響で、汚水貯蔵池の防水膜が破損し、違法に設置された排水路から廃液(約9100立方米)が付近を流れる汀江河(全長328km)に流れ込んだ。(翻訳・編集/東亜通信)
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