2010年7月20日、汎珠江デルタ地帯で中国最大規模の空港エリア連盟が誕生した。中国の各メディアが伝えた。

福建、江西、広東、湖南、海南、四川、貴州、雲南の各省と広西チワン族自治区、香港、マカオの計11エリアは15日、空港間の戦略提携に関する「行動網領」と協力、今後の発展について示した「合作・発展論壇章程」に調印。インフラ設備の改善や総合ターミナルの設置、人材育成や商業サービスでの提携、交流――など計8分野で提携する。

これら地域には中国全土の約3分の1に相当する60近い民営空港があり、2009年の旅客取扱量は合計2億3500万人と全土の44%を占めた。貨物量も620万トンで同49%に上った。

さらに調印式では、福州機場、広西機場集団、四川機場集団など各地の空港運営会社が中国南方航空、広東機場集団と包括提携を結び、広州市から福州市、南昌市、桂林市、南寧市、成都市、昆明市など計11本の快速シャトル便を飛ばすことでも合意した。（翻訳・編集/東亜通信）