北朝鮮が中国にイカ漁場を有償譲渡、韓国は大きな痛手―韓国紙

Record China    2010年7月17日(土) 13時6分

拡大

16日、北朝鮮が中国に日本海側海域のイカ漁場を有償で譲渡した問題で、韓国の漁師たちが漁獲量の減少を懸念していると韓国メディアが報じた。写真は遼寧省丹東の漁港。

(1 / 3 枚)

2010年7月16日、韓国の聯合ニュースは、北朝鮮が中国に日本海側海域のイカ漁場を有償で譲渡した問題で、韓国の漁師たちが漁獲量の減少を懸念していると報じた。環球網が伝えた。

その他の写真

記事によれば、同漁場でのイカ漁は間もなくピークを迎えるが、韓国東部の漁師たちは漁獲量が減るのではないかと心配している。イカの群れは夏にロシアに北上し、9月以降に韓国の東海岸に戻り産卵するという。韓国固城(コソン)水産業協会は「固城地区には約60隻のイカ漁船がある。中国漁船が操業すれば、大きな損失を被ることになる」とし、漁師たちが現在、韓国政府に対抗策を求めていると話した。

北朝鮮が中国に開放したのは、北朝鮮北東部の羅津と咸鏡北道清津沖の2か所。中国は北朝鮮側に漁船1隻あたり毎年25万元(約325万円)を支払うとしている。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携