Record China 2010年7月17日(土) 19時5分
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9日、米コンサルティング会社JDパワーの調査から、中国の自動車購入予定者が外国車を選ぶ傾向が高いことが明らかになった。写真は吉林省長春市のモーターショーに出展されたベンツ。
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2010年7月9日、米コンサルティング会社JDパワーは2010年の中国における新車購入の意向をまとめた報告書を発表した。それによると、今後1年以内に自動車の購入を予定している中国の消費者は、外国メーカーや外資合弁メーカーのブランドを選択し、中国の自主ブランドは1社もランキング入りしなかった。13日付で法制晩報が伝えた。
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同社は今年3月、今後1年以内に自動車の購入を予定している中国50都市の消費者5181人に対し、38ブランド105車種の自動車について、ブランドの知名度、新車購入の際に考慮する要素、メディアの利用状況、消費者の車種に対する考え方などの調査を行った。
その結果、ブランド影響力が最も高かったのは、ベンツ、BMW、アウディの高級車3車種で、一般車ではビュイックとフォルクスワーゲンを製造している合弁企業(上海フォルクスワーゲンと一汽フォルクスワーゲン)の影響力の高さが目立った。
中国の消費者が自動車購入に際して考慮する3大要素は「乗り心地」「操作性」「外観デザインの美しさ」だった。また、コンパクトカーの購入予定者は「価格」「燃費」を重視し、中型車、高級車、SUV(スポーツ用多目的車)の購入予定者は「外観デザイン」を最も重視しており、車種によって考慮する要素が異なることも明らかになった。
自動車購入に最も影響力のある媒体は、インターネットとモーターショーだった。購入予定者はインターネット上の自動車に関する情報、中でも特に「購入者の口コミ」を参考にしており、同社は「2010年は購入決定要素として『口コミ』が『価格』を超えた」と指摘している。(翻訳・編集/HA)
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