夢の格安航空便「立ち乗りチケット」=実現前に頓挫、理由はやはり安全面―中国

Record China    2010年7月11日(日) 5時28分

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9日、世界を驚かせた中国・春秋航空の「立ち乗りチケット」プラン。残念ながら安全面の理由から頓挫してしまった。航空機メーカー、政府当局のいずれも反対したという。写真は黒河空港の春秋航空機。

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2010年7月9日、北京商報によると、世界を驚かせた中国・春秋航空の「立ち乗りチケット」プランは、残念ながら安全面の理由から頓挫してしまった。

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2010年7月、中国国際航空展望サミットに出席した春秋航空の王正華(ワン・ジョンホア)会長は、「立ち乗りチケット」プランが頓挫したことを明かした。エアバス社に最初問い合わせた時は技術的に可能との回答だったが、後に安全に問題があると意見を翻した。中国当局からも安全面を理由に反対された。

2005年開業の春秋航空は中国初の格安航空企業。他企業より30%以上安い価格が売りだ。昨年初頭、「立ち乗りチケット」プランを発表。従来より40%以上多い旅客を乗せることができ、さらにチケット価格を引き下げられるとコメントしていた。このプランは世界中で報じられ、アイルランドの格安航空ライアンエアーも採用する意向を示していた。(翻訳・編集/KT)

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