Record China 2010年7月9日(金) 18時14分
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7日、台湾最南端の懇丁にある龍磐公園で、中国本土から来た観光客が中国国旗「五星紅旗」を高々と掲げながら記念写真を撮り、地元市民から反発の声が上がっている。写真は中国国旗「五星紅旗」を掲げる中国の人々。
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2010年7月7日、台湾最南端の懇丁にある龍磐公園で、中国本土から来た観光客が中国国旗「五星紅旗」を高々と掲げながら記念写真を撮り、地元市民から反発の声が上がっている。台湾年代新聞が伝えた。
【その他の写真】
第2次世界大戦中に硫黄島を占拠した米軍兵士6人が、星条旗を立てる姿を撮った報道写真「硫黄島の星条旗」をご存じだろうか?実はこれと同じように中国国旗「五星紅旗」を高々と掲げながら記念写真を撮る中国人観光客の一群が、台湾の観光地に出現した。もちろん、地元市民はカンカンだ。
“事件”が起きたのは先月23日。中国人ツアー客20人が台湾最南端の懇丁にある龍磐公園にやって来た。バスを降りた一行は景色を眺める間もなく、バッグから「五星紅旗」を取りだし、記念写真の準備。台湾人ガイドの制止を振り切り、周りの冷たい視線ももろともせず、それを高々と掲げると喜々として写真を撮り始めた。
これを見た地元市民は大激怒。「中国が台湾南部を征服したようだ」「台湾人への侮辱だ」と怒りを露わにしている。上海万博では台湾の「青天白日満地紅旗」で作った服を着た台湾市民が現地警察の干渉を受けたばかり。このほか、台湾の大学では卒業式で中国本土出身の生徒を気遣い、「青天白日満地紅旗」の掲揚を自粛したこともある。台湾市民が「それなのに」と怒りを爆発させても不思議ではない。
台湾観光局の報道官は、この件について「もし台湾の観光客が天安門広場で『青天白日満地紅旗』を振り回したら同じように地元民の反感を買うだろう。今回の行為は互いの暗黙の了解を破るものだ」と述べている。(翻訳・編集/NN)
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