Record China 2010年7月11日(日) 16時39分
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2日、米紙は、米国企業はイラクへの投資にまるで関心がないのと対照的に、中国などが同国に巨額の投資をし始めていると報じた。写真は上海万博の石油館。
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2010年7月2日、米紙ワシントン・ポストは、米国企業はイラクへの投資にまるで関心がないのと対照的に、中国などが同国に巨額の投資をし始めていると報じた。4日付で国際在線が伝えた。
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記事によると、イラクのハリーリ鉱業大臣は「米国企業にイラクへの投資を呼び掛けたが全く相手にされなかった。米国はイラクで何をしているのか」と話した。過去2年間で、中国企業はイラク市場への積極的な進出を開始。この7年間でイラクの石油当局が調印した11件の油田開発契約のうち、3件は中国企業が占めた。これに対し、米国企業はわずか2件。石油アナリストのルバ・フサリ氏は「米国人はイラクのリスクを過大評価し過ぎた」と分析した。
日増しに増えるエネルギー需要を満たすため、中国は多くの産油国に投資を始めている。イラクのズィーバーリー外務大臣は「中国は多くのエネルギー契約を獲得している。世界各地の油田のほとんどで中国国旗を見ることができる」と話した。現在、約200人の中国人がイラク中部のアフダブ油田で働いているが、イラク北方石油の高級エンジニアは「みな中国がイラクへの侵略や制裁活動に参加していないと知っている。私たちは仲間同然だ」と話した。(翻訳・編集/NN)
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