時の人となった拝金主義の女性、中国の若者の価値観を反映―米メディア

Record China    2010年7月4日(日) 17時13分

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1日、中国ではお見合い番組が大人気。そこに出場する若い女性たちには中国の伝統的な価値観は通用せず、「金こそすべて」の拝金思想がまん延している。写真は人気お見合い番組「非誠勿擾」。

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2010年7月1日、環球網によると、6月30日付の米タイム誌(電子版)は「中国のお見合い番組、愛情のため?それともお金のため?」と題した記事を掲載した。

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現代の中国の若い女性が求める結婚相手は、ユーモアがあってカッコいいだけではダメ。彼女たちがこだわるのは男性がどれだけ広い住居を所有しているか、銀行口座の預金高、自家用車の有無といった経済的なものだ。

人気お見合い番組「非誠勿擾(誠実なおつきあいができる方のみ)」では、自転車好きの無職男性からのアプローチを「自転車に乗って笑うより、BMWに乗って泣く方が良い!」とけんもほろろに断った22歳の女性、馬諾(マー・ヌオ)さんが一躍時の人に。彼女の傲慢な態度と発言をめぐってネット上で大論争が起こったほどだ。

中国のメディアを統括する中国国家広播電影電視総局はこうしたお見合い番組に対し、「拝金主義を助長するもの」としてその規制に乗り出しているが、視聴者は「今の中国を反映しているから面白い」と大歓迎。お金で真実の愛は買えないかもしれないが、中国のお見合い番組では少なくとも女性とデートするチャンスはゲットできるようだ。(翻訳・編集/本郷)

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