<中華経済>飲食業界の人手不足が深刻―山東省青島市

Record China    2010年7月1日(木) 6時47分

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27日、山東省青島市の飲食業界では人手不足が深刻だ。ある飲食店で野菜と肉を専門に調理する求人を出したところ、賃金を月収1300元から1500元に上げたにも関わらず、5日たっても1人の求職者にも出会わなかった。

2010年6月27日、山東省青島市の飲食業界では人手不足が深刻だ。ある飲食店で野菜と肉を専門に調理する求人を出したところ、賃金を月収1300元から1500元に上げたにも関わらず、5日たっても1人の求職者にも出会わなかった。地元紙が、人手不足に悩む飲食業の実際をルポした。

ある女性はレストランで働いていた当時、午前10時半から午後10時半までの12時間を月給1000元で働いた。遅番になると深夜2時前後に退勤という過酷な労働環境。その女性は転職し、ファッション関係の工場で働いているが、毎週日曜日は休日で、1日8時間労働、基本給は1200元、出来高給が500元前後、残業代などを含めると1カ月3000元近く稼げるという。

ある雲南省出身者によると、飲食店のホールでは特別なスキルを身につけることはできないことも、人材不足の原因となっているとした。

青島市内の飲食店は1万4000店で、20%のレストランが人員不足に陥っている。青島市ホテル飲食店協会の楊岩秘書長によると、ウェイター、ウエイトレスは約3万人分が不足しているが、今後もこの数字は増えそうだという。(翻訳・編集/東亜通信)

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