<中華経済>富士康国際、天津に移転か、30万の大リストラも

Record China    2010年6月30日(水) 7時53分

拡大

28日、中国の一部メディアはこのほど、「電子機器受託製造世界最大手、鴻海精密工業グループの富士康国際(フォックスコン・インターナショナル)が広東省深センから中国内陸部へと拠点を移す計画を進めている」と伝えた。

2010年6月28日、中国の一部メディアはこのほど、「電子機器受託製造(EMS)世界最大手、鴻海精密工業グループの富士康国際(フォックスコン・インターナショナル)が広東省深センから中国内陸部へと拠点を移す計画を進めている」と伝えた。天津浜海新区が移転先の最有力候補とみられる。

同社の深セン工場では、今年に入り関連施設で従業員の自殺とみられる転落事件が連続。従業員の待遇改善のため6月に賃上げを実施したばかり。

報道によれば、同社は深センには米アップル社製品の受託生産部門だけ残り、他の部門をすべて天津市に移し、従業員数を現在の40万人から10万人へと約30万人削減するという。

天津市の政府関係者が25日、同社の深セン工場に赴き、関連部門の代表者を集めて説明会を開いたとの情報もある。

これまでに富士康国際、天津市政府とも、工場移転や従業員のリストラに関しコメントを避けている。(翻訳・編集/東亜通信)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携