新疆独立勢力のテロリストグループ摘発を発表=その狙いとは―中国

Record China    2010年6月25日(金) 12時53分

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24日、中国公安部は記者会見を開催、テロリストグループのリーダー及び幹部ら10人余りを逮捕し、爆破装置などを押収したと発表した。写真は24日の記者会見。

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2010年6月24日、中国公安部は記者会見を開催、テロリストグループのリーダー及び幹部ら10人余りを逮捕し、爆破装置などを押収したと発表した。環球網が伝えた。

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逮捕されたのは東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)の幹部であるアブドラシティ・アブライティ容疑者など10人余り。同グループは爆弾数十個を用意し、昨年7〜10月にかけ、新疆ウイグル自治区各地での連続テロを計画したが、当局に察知されたたため、海外に逃亡していた。記者会見では昨年末、海外から強制送還された中国人が逮捕のきっかけになったと発表された。具体的な国名は挙げられなかったが、昨年12月、ミャンマーによる強制送還とみられる。

AP通信、ブルームバーグなど海外メディアの多くは、この時期にテロリスト逮捕を発表した背景には、来月5日のウイグル暴動1周年があると分析している。テロリストの存在を公表することで、新疆ウイグル自治区の独立運動は国際的なテロ組織の支援によるものと、改めて印象づける狙いと指摘している。(翻訳・編集/KT)

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