22番目の空港建設、「自治区内の全地域に空港」が実現へ―新疆ウイグル自治区

Record China    2010年6月22日(火) 14時25分

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19日、新疆ウイグル自治区内の空港を22か所に増やす計画が進んでいる。これにより、自治区内の全地域に空港が置かれることになる。写真はまもなく開港するトルファン空港。

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2010年6月18日、新疆ウイグル自治区人民政府と中国民用航空局がウルムチ市で協議を行い、ウルムチ、カシュガルなど基幹空港の早期建設に尽力し、ウルムチ地窩堡国際空港を中国西部の国際ターミナル空港とするとともに、カシュガル空港を自治区内のターミナル空港とすることなどが確認された。19日付で新疆のニュースサイト亜心網が伝えた。

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中国民用航空局の李家祥(リー・ジアシアン)局長によれば、第12次5カ年計画(2011−2015年)の期間内に、ウルムチ地窩堡国際空港は4回目の拡張工事が実施される計画で、2本目の滑走路を新設。カシュガル空港はインフラの充実が図られる。また、建設中のトルファン空港、博楽空港のほかに石河子通用航空港の建設を完了させ、タクラマカン砂漠中部、莎車(ヤルカンド)、楼蘭、図木舒克(トムシュク)に空港を新設、且末(チャルチャン)、富蘊(コクトカイ)の2空港を移転、和田(ホータン)、庫爾勒(コルラ)の2空港を拡張させる計画。

これにより、2015年までに新疆ウイグル自治区内の空港は6か所増え、合計22か所に上り、自治区内の全地域に空港が置かれることになる。また、ウルムチ地窩堡国際空港とカシュガル空港にはテロなどの突発事件への対応を充実させるため、ヘリコプターを配備することも明かされた。今後は他の空港でも同様の措置がとられていくという。(翻訳・編集/岡田)

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